マクレランオシレーターの使い方

マクレランオシレーターで相場の転換点を狙う

マクレランオシレーターとは

マクレランオシレーター(McClellan Oscillator)とは、値上がり銘柄数と値下がり銘柄数から、それぞれの指数平滑移動平均を求め、その差を計算したものをいいます。

この定義を聞くと、ちょっと難しいなと思いますが、計算式は軽く流して、使い方を覚えたいものです。転換点を狙うにはこれが最重要ですから。

マクレランオシレーターは、1960年後半にシャーマン(Sherman)とマリアン(Marian)のマクレラン(McClellan)夫妻が考案したものです。値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の差を使う騰落レシオと同じような指標となります。

騰落レシオの使い方

シンプルにマクレランオシレーターを使う

マクレランオシレーターの使い方ですが、まずは単純にプラスの時は上昇傾向、マイナスの時は下降傾向にあることを示しています。なので、トレンドに合わせた方向にポジションをとることになります。

面白い使い方として、マクレランオシレーターが極端に振れた場合を狙うのが最高です!

なぜなら転換点になる可能性が高いからです。個別銘柄でも、いわゆる行き過ぎたところ、つまり買われた時、売られ過ぎた時を狙うのが、大きな利幅を狙えますから。

マクレランオシレーターの一般的な使い方

マクレランオシレーターの一般的な使い方は、よくあるテクニカル指標と同じです。マクレランオシレーターはゼロラインをはさんで動きますから、ゼロをベースに使います。つまり、こんな感じです。

1、マクレランオシレーターが上昇に転じるも、一時的にマイナスに振れたら押し目買いのタイミング
2、マクレランオシレーターが下落に転じるも、一時的にプラスに振れたら戻り売りのタイミング

マクレランオシレーターのエキサイティングな使い方

そして、最もエキサイティングな使い方が、先ほど紹介した使い方なんですが、急激な上昇、下落を演じた時です。つまり、こんなタイミングです。

3、マクレランオシレーターが長期にわたり上昇した後、急激な上昇をしたタイミング
4、マクレランオシレーターが長期にわたり下落した後、急激な下落をしたタイミング

繰り返しますが、このタイミングが転換点となる可能性が高いのです。

マクレランサメーションインデックスも知っておこう

マクレランサメーションインデックス(McClellan Summation Index)とは、簡単言うと、マクレランオシレーターを積算した指標です。

マクレランサメーションインデックスの計算方法としては、前日のサメーションインデックスと当日のマクレランオシレーターを足し、日々合計したものです。

とすると、マクレランサメーションインデックスの見方としては、ゼロラインよりも上にあるときは、相場は上昇基調、下にあるときは下落基調となります。

マクレランオシレーターとマクレランサメーションの使い分け

マクレランオシレ一夕ーとマクレランサメーションの使い方ですが、計算式からもわかるように、マクレランオシレーターを積算したものがマクレランサメーションですから、マクレランオシレ一夕ーがミクロ的視点、マクレランサメーションはマクロ的視点で分析すれば良いですね。

よく考えてみると、これって移動平均線と同じです。もし、移動平均線の読み方に不安があれば、こちらをどうぞ。

移動平均線の使い方を知れば株は勝てる

まとめ

マクレランオシレーターの使い方、如何でしたでしょうか?

多くの個人投資家は目先のテクニカル指標の研究に明け暮れていますね。しかし、それだけでは相場に振り回されてしまいます。

なので、もうすこしマクロ的テクニカル指標の研究もしなければなりません。そのひとつが、レシオ系指標です。

単純なのに、相場の転換点をさりげなく教えてくれます。使わない手はないですよね。

しかも、このマクレランオシレーターですが、大暴落の予兆としても知られている、ヒンデンブルグの予兆サインの構成要素の一つにもなっています。

確かに、ちょっと難しくて、使いにくいくですが、ぜひ、マクレランオシレーターを使いこなしてみてください!

では、転換点を狙い、大きな利益が舞い込むことを願って、明日もスマートトレードを。

ABOUTこの記事をかいた人

尾崎式史

独自のチャート分析をもとに相場を張っている現役トレーダー。チャーチストと言われるにもかかわらず、ファンダメンタルズ分析やヒストリカル分析にも詳しい。中でも暴落・暴騰分析は抜群である。メルマガでの的確な天底予測では多くの読者が驚愕する。セミナー講師としても引っ張りダコ。登壇回数は800回を超える。相場の本質を突いた解説はプロからも定評がある。書籍は出せば売れると業界でも注目株。2020年7月に6冊目の新刊が発売されている。