バンドワゴン効果を知ればトレードの仕方が変わる
「バンドワゴン効果」という言葉をご存知でしょうか?
実は、この効果を知っていれば、株価が大きく上昇するかもしれない銘柄を見つけ、初動から乗れるトレードができる可能性を秘めています。
また、高値掴みにより大きな損失を抱えてしまうことも回避できるようになります。
つまり、大きな利益が狙えて、大きな損失を招くことを回避できるのです。しかも、株式市場に参加している大衆心理を理解できるようになるので、相場自体が面白くなります。
では、株式投資において、「バンドワゴン効果」がどのように役に立つのか、見ていきましょう。
バンドワゴン効果とは?
バンドワゴン効果とは、たくさんある選択肢の中で、より多くの人が選択している選択肢に人を呼び込む効果のことです。
ちょっとわかりにくいので、株式市場に例えると、たくさんある銘柄の中で、より多くの人が選択している銘柄、つまり大きく上昇している銘柄に、さらに人を呼び込む効果のことです。
バンドワゴン効果はマーケティング用語ですが、行動経済学の分野でも取り上げられます。人気がある事象に、さらに人が集まることで、さらに人気が上昇することです。
まさしく、大きくな上昇を演じている銘柄です。
ちなみに、バンドワゴン効果はアメリカの経済学者、ハーヴェイ・ライベンシュタインによって提唱されました。
バンドワゴンの名は、行列の先頭にいる楽隊車のことであり、行列に連られた人たちにさらに人が集まることから「勝ち馬に乗る」や「時流に乗る」といった意味を持っています。
では、バンドワゴン効果が確認できる株式投資における事例を紹介していきましょう。
バンドワゴン効果が起こるときの心理
「みんなが並んでいるから、きっと美味しいお店だ」、「みんなが持ってるから、自分も買いたい」など、人気があるものは自分もほしくなります。これがバンドワゴン効果の身近な例です。
いまやSNSの時代で、ちょっとした投稿でも、「いいね」が多いと一気にその商品は売れます。ラーメン店なら、行列ができるお店になります。
つまり、バンドワゴン効果は、物事を本質で判断するのではなく、「口コミや評判で心理を動かすこと」と捉えることができます。
裏を返せば、「流行に乗り遅れたくない」、「みんながやっているからやろう」「みんなが買っているから大丈夫」といった心理が働いていると思われます。
株式投資でのバンドワゴン効果とは
株式投資の世界でもバンドワゴン効果を確認することができます。株価が大きく上昇を続けている銘柄がそれにあたります。
株価の上昇開始で注目され始め、メディアで紹介されてもっと上昇し、乗り遅れまいと飛びつきが発生してさらなる上昇、となる場合です。
特にスタンダード銘柄、グロース銘柄に多い傾向にあります。これらはあっという間に2倍や3倍になることもあり、この波に上手く乗れた方は大きな利益を得られるのです。
こんな状況下での大衆心理は、「乗り遅れたくない」です。もちろん、好材料が起爆剤となることが多いですが、需給面も改善することで、思った以上に上値を追うことになるのです。
以上より、ひと言でまとめると、好材料が出ているのを知り、株価上昇を確認して、自分もこの株価上昇の波に乗り遅れたくないという心理が生じ、その結果飛びつき買いを引き起こさせ、それがスパイラルとなるのです。
バンドワゴン効果を利益に変える投資手法
ズバリ、相場と対峙するにあたって、バンドワゴン効果を利用した利益追求の仕方は2つあります。
上昇開始の初動を買いで狙う方法(パターン1)と大きく上昇してからの下落を空売りで狙う方法(パターン2)の2つのパターンです。
ちなみに、この手の銘柄は次から次へと表れますので、しっかりとそのパターンを頭に焼き付けたいものです。
では、パターン1とパターン2と分けて解説します。
パターン1 上昇開始の初動を買いで狙う方法
バンドワゴン効果が具現化している銘柄は、底値圏から綺麗な陽線が立っていることが多いです。この際、上昇率ランキングに登場し人気が出ます。ここからさらに上昇してくれば、人気が人気を呼び、これが株価上昇につながります。
この際、良く言われるのが、新値を追いかけ始めれば、大きく利益を得られる可能性が高いと言います。
一般的には、高値更新をしてきたら買いエントリーです。前回高値を突き破るということは、かなりの確率で株価上昇をもたらしてくれます。ここを狙って、上手くトレードをしたいものです。
しかし、深追いは厳禁です。必ず、バンドワゴン効果が継続する可能性が高いかどうかの判断を、チャートを見て判断出来るようにしておきましょう。
最重要なのは、バンドワゴン効果が発揮されそうな銘柄を、できるだけ早く見つけることが重要です。そのためには、毎日の上昇率ランキングをチェックしたいものです。
パターン2 下落を空売りで狙う方法
「上がり続ける株はない」と言います。大きく上げたら大きく下げるのが相場の常。とすると、大きく上昇して後に、反落してくるタイミングで空売りを仕掛けるのです。
バンドワゴン効果で大きく上昇した銘柄が反落に転じた際には、上昇時と同じようなスピードで急落を演じます。つまり、この手の銘柄は、熱しやすく冷めやすい特徴を持っています。
この点は注意しておきましょう。
ちなみに、小生はこの空売りパターンがとても好きです。なぜなら、勝負が早いからです。Webセミナーでも毎回解説していますので、よろしければご参加くださいませ。
まとめ
「バンドワゴン効果を知れば、初動をつかみ、高値掴みを回避することができる」、如何でしたでしょうか?
人気が人気を呼び、思った以上に株価を大きく上昇させるというバンドワゴン効果ですが、実際のエントリーをする際には、しっかりとチャートを確認したいものです。
さもないと、飛びついた途端に失速してきます。これ、結構デカい損失になり大怪我しますから。経験者は語ります!
なので、飛びつく際には、ちょっと厳しめのロスカットを設定して、引き付けてのエントリーを心掛けたいものです。ぜひ、明日から、バンドワゴン効果が発揮されそうな銘柄を探してみてください。
では、明日もスマートトレードを。