ヒンデンブルグオーメンとは

ヒンデンブルグオーメンは暴落可能性が高いサイン

「ヒンデンブルグオーメン」と「ヒンデンブルグの予兆」は同じ

ヒンデンブルグオーメンとは

ヒンデンブルグオーメンとは、ヒンデンブルグの予兆とも呼ばれ、株価暴落の前兆とされるサインをいいます。サインが点灯すると30日間有効とされ、80%弱の確率で、30日以内に5%超の下落局面に向かうとされています。もちろん、5%以上の下落をきっかけに暴落につながることもあります。

ヒンデンブルグオーメンは、高値・安値の銘柄数というシンプルな数字から算出するテクニカル指標で、2014年に54歳で交通事故死した盲目の数学者であるジム・ミーカが導き出しました。

なぜヒンデンブルグオーメンと言われるか

オーメンと聞くと、ちょっと気味が悪いですよね。なので、小生はヒンデンブルグの予兆と言っています。

では、なぜオーメンと言われるか?

オーメンとは、良くないことが起こる前兆という意味があります。実は、1937年5月6日、米国ニュージャージー州レイクハースト海軍飛行場で発生したドイツの飛行船ヒンデンブルク号の爆発事故に由来しています。

なので、ヒンデンブルグオーメンとは、株価暴落の予兆となる訳です。

ヒンデンブルグオーメンのサイン点灯条件

ヒンデンブルグオーメンのサイン点灯条件には諸説がありますが、次の4つの条件が同日に起こった時に点灯します。また、サインが一度点灯すれば30営業日は有効となります。

1.NY証券取引所で52週高値更新銘柄数と52週安値更新銘柄数がともにその日の値上がり・値下がり銘柄合計数の2.2%以上となる(2.8%以上とすることもある)
2.52週高値更新銘柄数が52週安値更新銘柄数の2倍を超えない
3.マクレランオシレーターの値がマイナス
4.ダウ平均の値が50営業日前の値を上回っている状態(10週移動平均線を用いることもある)

マクレランオシレーターについてはこちらをご覧ください。

マクレランオシレーターの使い方

ヒンデンブルグオーメンのサインが点灯したら注意すべきこと

ヒンデンブルグオーメンのサインが点灯したあとは、次のことを頭に入れて、相場に向かいましょう。

1、米国株式市場に急落・暴落が発生することを意識する
2、特に株価が長期間上昇を継続している時には暴落につながる
3、頻繁に出るサインではないので、多くの人が気が付かない、信用しない
4、一度サインが点灯すれば、30日間有効なので、サイン点灯後上昇継続するも警戒を続ける

特に暴落は忘れたころにやってきますので、定期的に過去の暴落を思い出しましょう!

また、ヒンデンブルグの予兆は米国株式市場のサインなので、東京株式市場ではあまり気にすることないというアナリストもいますが、アホです。

米国株式市場が暴落すれば、東京株式市場は無傷ではいられませんから。

まとめ

ヒンデンブルグオーメンとは、如何でしたでしょうか?

暴落と聞くとちょっと怖いですが、投資という観点からすると、大きなチャンスなのです。

つまり、暴落の予兆を感じ取ることが出来れば、保有株をいったん売却して、大きく下落したときに買い戻せばよいからです。

また、暴落を空売りで狙うのも、とてもエキサイティングな投資となります。値動きが早いので、短期間の勝負となります。なので、リスクを取れる投資家からすれば、非常に魅力的な値動きです。

さらには、暴落が収まったときを見計らって、成長株を購入すれば、中長期投資ができ、3倍5倍、うまくいけば10倍を狙えます。実際、2020年3月のコロナショックの暴落が収まったころで株を購入していたら、3倍5倍になっている銘柄もたくさんありました。もちろん、10倍銘柄も思った以上にありますよ。

ということで、ヒンデンブルグオーメン、すなわち暴落予兆は怖らずに、しっかりとした戦略をもって相場と対峙したいものです。

では、明日もスマートトレードを。

そうそう、最後に暴落について書いた書籍を紹介しておきます。かなり面白いと言うお声を頂いております。ぜひ、どうぞ。


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ABOUTこの記事をかいた人

尾崎式史

独自のチャート分析をもとに相場を張っている現役トレーダー。チャーチストと言われるにもかかわらず、ファンダメンタルズ分析やヒストリカル分析にも詳しい。中でも暴落・暴騰分析は抜群である。メルマガでの的確な天底予測では多くの読者が驚愕する。セミナー講師としても引っ張りダコ。登壇回数は800回を超える。相場の本質を突いた解説はプロからも定評がある。書籍は出せば売れると業界でも注目株。2020年7月に6冊目の新刊が発売されている。