相場で勝つためには水のように立ち回ろう!
相場に真摯に向かうといろんな疑問が沸き上がってきます。
「どうすれば相場と共に歩めるのか?」、「どうすれば相場を攻略できるのか?」と。
つかみどころのない相場は水のようだ!
面白いヒントが、「五輪書」にあります。これは、宮本武蔵が著した兵法書です。
剣術の奥義をまとめたといわれるのですが、相場にも当てはまります。小生のお気に入りである「水の巻」からその一節を。
「自分の剣は水を手本としてきた。水は器に従い色形をなし、ひとしずくから大海原にもなる。心も体も自在に流れる水に習うのが肝要だ。」
じわっと心にしみる一節でしょ。
「Be water」の真意は相場につながる
話は変わりますが、小生はブルース・リーも大好きなのですが、そのブルース・リーが、「Be water」(水になれ)という言葉を残しています。
そのネタ元が、宮本武蔵のこの「五輪書」だって言われています。
では、もう少し深掘りしてみましょう。
「Be water」の真意とは、その前に書かれているところにヒントがあります。
Empty your mind, be formless, shapeless – like water.
心を空にせよ、型にとらわれず、形をなくせ。水のように
Now water can flow or it can crash.
水のように自在に動き、ときには破壊的な力も持つ
Be water, my friend.
友よ、水になれ
ブルース・リーの武術哲学として理解できます。
さらに、ブルース・リーの名言として有名な、「Don’t think, feel.」(考えるな、感じろ。)も実は五輪書の「空の巻」から引用と言われています。
良く考えると相場と同じでしょ!?
物事の本質を常に考えよう
会場セミナーなんかで、「こういう投資手法って使えるのですか?」って、よく質問を頂きます。
釣りに例えるなら、「このルアー(疑似餌)って使えるのですか?」という質問と同じですね。
回答としては、こんな感じです。
このルアーは、こんな環境下で、こうやって使ってやれば釣れますよ!
経験と知識がさらに深まると、このルアーがどんな魚を連れて来るのかもイメージできます。多くの釣り人は、簡単に、しかも必ず釣れるルアーを欲しがります。そんなのないですから!笑
「このルアーなんて良いですよ~!」ってすすめられて、使ってみると、釣れない・・・
「このルアー、釣れねぇーじゃねーかよー!」ってなるわけです。笑
重要なのは、まずは、このルアーの特徴や使い方を知らないといけないのにね。
投資手法も同じなんですよね。上手くいかない時には上手くいかない理由があります。まずは、原因分析。自分の投資手法が相場環境にあっているのか、それとも単に使い方が間違っているのか?
原因が明確になれば、改善すればいいのです。そうすると、すぐに結果につながりますから。
まとめ
相場で勝つためには表面的なことだけでなく、本質を見抜き、徹底的に深掘りする必要があります。相場はそう簡単に勝たしてくれませんから。
こちらでは、小生の投資哲学について書いてみました。ぜひ、どうぞ。