株で勝つための投資哲学について

株で勝つためには相場の本質を知ること

株で勝つ方法を見つけようと、株の書籍を読み漁り、投資セミナーに行きまくり、株のDVDを徹底的に研究したりと、時間とお金をかけて研究する。

しかし、株で勝つ方法というのは簡単には見つからないです。

でも、そのうちに気がつきます。株で勝つための聖杯や絶対唯一の手法なんてないことに。

そう、成功は自分の中から始まるのです。これをしっかりと認識すべきです。

相場の世界では、いかに自分自身を思い通りに動かすことが出来るか、がカギとなります。

これまで株で勝つ方法を探し続け、行きついたところを書いてみようと思います。

株式投資で勝つためには、勝てる相場で勝てる手法で勝負する

そもそも投資の世界で上手く生き抜くために必要なことは、勝てるところで勝負をするってことです。しかも、勝てる手法で。

勝てることろで勝負する考え方を「全方位投資」と名付けます。

全方位投資とは何なのかという事を、さくっと説明します。名前の通り、どの分野にでも投資をするということです。

なぜ、そんなことをするのかというと、投資の世界で勝ち続けるためには、利益が出やすいところを狙って投資する必要があります。

つまり、個別銘柄、225先物、FX、海外投資、不動産等、勝ちやすいところは何でも狙うということです。

釣りと同じで、簡単に釣れるところで竿を出すと、簡単に釣れますよね。素人でも入れ食いです。しかし、魚のいないところに竿を出しても釣れません。もちろん、プロでも坊主(釣れないってことです)。当たり前です。

投資も同じなんです。勝ちやすいところで勝負すれば勝てます。しかし、多くの人は、そんなことしません。簡単に勝てるところで勝負をして、その利益で好きなことをする!これが、全方位投資の理念です。

株で勝ち続けるには損小利大のスイングトレードに徹すること

損小利大のスイングトレードに徹すれば必ず利益を出せます。問題はエントリーのタイミング。これを解決するため生まれたのが、世界一シンプルな投資手法、「くいっとチャート&がっくりチャート」。

「くいっとチャートとがっくりチャート」の頭文字を取り、テクニカル指標らしく略して「KG分析」。これが出来れば負けることは考えにくいですね。

多くの個人投資家の勝てない理由を徹底分析し、勝つためのアドバイスを送ったり、値動きの読みやすいチャートパターンを教えたり、と相場で生き残るためのノウハウを提供する尾崎塾の基礎ができたのが2004年。

損小利大のスイングトレードを初動で仕掛ける!

これを基本的コンセプトとして、知識・技術を体に浸み込ませる。ここから多くの個人投資家の快進撃が始まったと思います。

株の初心者がスイングトレードで勝つためにやるべきこと

株で勝つためには常に相場と共に

小生の相場理念は「常に相場と共に」。日々、相場と対峙し、値動きを観察する。そして、そこから得たヒントをトレードに落とし込む。

そして、これを繰り返すのみ。地味な作業ではありますが、そうすると相場を読み解くことも可能となります。

野球でもゴルフでも素振りと言う地味なトレーニングがあとあと大きな力の源泉となることを意識すべきです。

さらには、強い投資家育成のために情報・手法を届けるという事から、自らが常に投資家でなくてはならないという理念です。

株で勝つための投資哲学

相場で生き残るために必要なことは何か?

これまで書いてきた内容をさらに突っ込んで考察することで見えてきます。つまり、相場と対峙し続けることで、今の自分に必要なものが見えてきます。

特に上手く行かないときには、「なぜなのか?」という観点から、相場をより観察・より研究します。

それでも上手く行かないときには、もっともっと深く掘り下げてより観察・より研究していく必要があります。そうすると、別次元のチャートや相場観が湧いてきます。「神は細部に宿る」って感じですかね。

それともうひとつ、これも投資哲学といってもいいでしょうが、思考が洗練されているということのあらわれでもあります。

「Simple is Best」

シンプル化されるまでの過程はかなりのもの。相場をより深く、より広く観察・研究し、そのエッセンスを拾い上げ、流れを読む。チャンスが来たら、ピョンと飛び乗る感じ。なので、正確に表現すると、

「Less is more」

の方がぴったりかな。Less is moreを日本語に直訳すると、「より少ないことはより多いこと」って感じですが、ちょっとわかりやすく訳すと、「少ないことは豊かなこと」となります。

物が少ない方が心や人生は豊かになるね、という考え方です。イメージとしては必要なもののみを残してあとは捨てる、断捨離のような感じです。

複雑な相場をひとつひとつ紐解いていくには豊富な知識に加え、なんといっても相当な時間と努力が必要となります。時間をかけて、ひとつずつ勝てる秘策を構築していく。そんなこだわりを持って相場と対峙していくのが尾崎流です。

まとめ

株で勝つための投資哲学について、いかがでしたでしょうか?

ゴールはあくまでどんな相場でも利益を出すこと。これを実現するために、様々な投資手法があり、その様々な投資手法は様々な相場状況でそれぞれの役割を果たし、利益をもたらしてくれる、ってことですね。

投資の世界で生き残るための考え方を掘り下げて書いてみました。相場で負けるには負ける理由が存在します。それをひとつずつ潰して、利益を重ねていきましょう。あなたの資産を増やすためにお役に立てれば幸いです。

シンプル思考とシンプル手法が利益を呼び込む!というエッセンスを詰め込んだのがこの書籍です。

内容はスイングトレードで、まったりとしっかりと利益を出すって感じで書いています。5冊目ということもあり、ブラッシュアップされた新刊をぜひお手元に置いてトレードしてください。笑

そうそう、タイトルは、株でゆったり月20万円。「スイングトレード」楽すぎ手順」です。

ぜひ、にこちらもお読みください。いろんなヒントがありますから。

それでは、今日もスマートトレードを。

ABOUTこの記事をかいた人

独自のチャート分析をもとに相場を張っている現役トレーダー。チャーチストと言われるにもかかわらず、ファンダメンタルズ分析やヒストリカル分析にも詳しい。中でも暴落・暴騰分析は抜群である。メルマガでの的確な天底予測では多くの読者が驚愕する。セミナー講師としても引っ張りダコ。登壇回数は800回を超える。相場の本質を突いた解説はプロからも定評がある。書籍は出せば売れると業界でも注目株。2020年7月に6冊目の新刊が発売されている。