株の世界、多くの人が負ける理由を知っておくことは「勝ちへの道」につながる
負けるたったひとつの理由
どれだけ株の本を読んでも、どんなにセミナーに参加しても、なかなか利益にはつながらないですよね。だからと言って、もっともっと勉強しても、利益が出ないどころか、むしろ損失を出してしまします。
なぜ、そんなことが起こるのでしょうか?
実は、これって車の運転によく似ています。教習所で、最低限の車やエンジンの構造、危険予知の勉強しても、それだけでは、安全に車の運転ができるようなるわけではありません。
つまり、免許を取るための勉強をしただけでは、安全に車を操作することができないのと同じです。株式投資も同じです。書店に並んでいる株本を手に取ることは重要ですが、さくっと読んだだけでは勝てるようにはならないのが株式投資なんです。
なぜなら、小難しい専門用語や企業分析の勉強をすれば、簡単に儲かると勘違いしてしまうからです。
もちろん、株本の読み込みは重要なことですが、概要を知っただけでは勝てないのです。平泳ぎを覚えようと、水泳の本を読んでも泳げません。実践に移せば、水を飲むし、危険なところに気が付かず泳げば、命を落とします。
株式投資も同じことが言えるのです。
つまり、株式投資で負ける理由は、「勝てる実践的な技術」がないからです。
あなたが売ったソコが底ってなるワケ
ここ最近の大暴落と言えば、リーマンショック、もしくはコロナショックですね。
しかし、その後は株価は順調に上昇し、暴落時に株を買った人たちは、ひと財産を築きました。
SNSの影響も大きいですが、「株は買ったらガチでホールドするのがいちばん!」という感じで盛り上がりました。
確かに、正解なんですが、あくまでも大暴落時の話です。
ちょっとした急落でも、「株は下げたら買い!」というSNS投稿をたくさん見かけますが、これをやると大損につながります。
投資の世界で、よくある話をひとつ。
相場が大きく落ちると、「買い場が来たぞ!」と言って買う。
さらに株価が下落したら、「ここは難平だ!」と言って買う。
もっと下がったら、「今がセリクラ!」と言って、全力買い。
もっともっと下げたら、「もうダメだ!」と言って投げ売り。
そして、大底形成。
あなたが売ったソコが底ってなるワケです。
こうならないためには、自分を律して、チャートの声を聞き、相場と対峙するしかないですね!
つまり、勝てる実践的な知識と技術が必要になります。
個人投資家が強くなるためにすべきこと
まず、あちこちから情報をつまむことはやめましょう!利益につながらない情報収集は一切遮断し、利益につながらない勉強は後回しにすることです。
なぜなら、どれだけ難しい株価理論を学んでも、どれだけ大量の情報を集めても、結局、我々が知りたいのは、株価は上に行くのか、それとも下に行くのか、だけです。
そのためには、チャートから判断すればよいのです。チャートはあらゆる事象を反映しているので、そのチャートを読み解けば良いのです。
チャートから儲かるタイミングを探す
株式投資を始めたばかりだと、多くの人は、「儲かる銘柄」を探してしまいますね。
でも、場数を踏むと、儲かる銘柄ではなく、チャートから「儲かるタイミング」を探すことになります。
ピンときましたか?
これ、かなり重要なんです。勝っている投資家と負けている投資家の大きな違いですから!
これが出来るようになると、今度は「買い」だけではなく、ステップアップして「売り」も覚えていきます。なので、どんどん強くなっていくのです!
確かに、初心者の方には、難しい「空売り」ですが、時期を見てチャレンジしてみてください。
まとめ
多くの人が株で負けるたったひとつの理由を知っておこう、如何でしたでしょうか?
よくよく考えると、株式投資で勝つためには、上がるのか、それとも下がるのか、それを判断するだけ。
でも、これが難しいんですよね。
ただ、あまり難しくとらえず、チャートからそのタイミングを読み取るのです。
もちろん、最初から簡単にできるわけではありません。テニスでもゴルフでも水泳でも同じですよね。地味な反復練習が大きな成果につながります。
ぜひ、今日からチャートで「勝てるタイミング」を見つけてください!
そうそう、チャートからタイミングを計るには移動平均線を使うのがベスト!それを解説したのがこの本です。タイトルは、「カンタンらくらく月20万円。難解チャートもシンプル株攻略」。
では、明日もスマートトレードを。