株でスイングトレードをするなら移動平均線を使おう!

株で勝つには移動平均線を使ってスイングトレードをしよう

株で勝つために最も重要なことは何でしょうか?

答えが出るまで考えたことはありますか?

多くの投資家は答えを見つけることができずにいます。そして、なんとなく相場に向かい、損失を出すことになります。そのうち、損失は積み重なり、退場することになります。

あー、悲しすぎます。

株で勝つために最も重要なことは何か?

株で勝つために最も重要なことは何でしょうか?

そう、エントリー・エグジットのタイミングです。特にエントリーのタイミングに細心の注意を払えば、相場の世界を楽しく利益を手にしながら渡り歩くことが十分可能です。そして、エントリー後はエグジットのサインが出るまで、じっと保有を続けるのです。これが株で勝つための秘訣です。

もちろん、エグジットのタイミングも銘柄選びも重要なのですが、早く利益を出すためには、まずはエントリーのタイミングを最重要視した方が良いです。

絶対唯一の価格が株価であり、その株価を時系列に並べたものがチャート

株価は企業業績で決まるとか、大衆心理で動くとか、いろいろと言われますが、需給で決まります。買い手と売り手が一致した値段、それが株価であり、絶対唯一の価格となります。その株価を時系列に並べたものがチャートとなるわけです。

チャートは株価が描く軌跡なのです。チャートはあらゆる事象を反映していますので、そんなチャートを使って売買のタイミングを見極めるのです。もちろん、チャートがすべてではありません。チャートに裏切られることもあります。しかし、チャートを使い、売買のタイミングを見極めることが出来れば、勝てる確率はぐっとあがります。

気象予報士は天気図を読み解き、個人投資家は株価チャートを読み解く

気象予報士のように天気図をうまく読み解けるようになれば、天気予報の精度はドンドンと上がります。同じように、我々個人投資家は、チャートを読み解く精度を上げていけば、勝てる確率がぐっと上がるのです。

チャート読み解くツールがテクニカル指標

気象予報士が天気図を読み解くように、我々個人投資家がチャートを読み解くにはどのようにすればよいのか?

そう、テクニカル指標を使うのです。

テクニカル指標って何?という質問が飛んできそうですが、移動平均線とか、ストキャスティクスとか、MACD(マックディー)とか、ローソク足とか、と言われるものです。株の本を読んだことがあれば、これらのテクニカル指標の1つくらいは見たこと、聞いたことがあると思います。

テクニカル指標とは、株価や出来高の推移をグラフ化したもので、将来の値動きを予想するのに必要なものと言われます。ウィキペディアによると、過去のチャートから次の値動きの目安になる情報を抽出するための計算アルゴリズムであるとあります。

難しいことは抜きにして、要はテクニカル指標をつかって、明日の値動きを予想しましょうってことです。気象予報士が天気図を見て、明日の天気を晴れっ!予測するのと同じです。

繰り返しますが、予測の精度を上げていけば、勝てる確率がぐっと上がるのです。もちろん、そのためには少しずつ知識を積んでいかなければなりませんよ!

移動平均線を使おう

明日の値動きを予測するのに、どのようなテクニカル指標を使うのが良いのか?

いろいろと悩むところかもしれませんが、株を始めたばかりという方は移動平均線を使ってください。また、何をやっても勝てないという方も移動平均線を使ってください。さらに、どのテクニカル指標を使えば良いのか悩んでいる方も移動平均線を使ってください。

要はみんな移動平均線を使いましょうってことです。大きな資産を築いている個人投資家の多くは移動平均線を使っていますし、中には移動平均線しか使っていない人もいてます。

とするなら、移動平均線を使わない手はありません。今日から、移動平均線の世界を深堀りしていきましょう。

移動平均線で明日の天気を読む

テクニカル指標を読み解くのは、天気図を読み解くのと同じです。

天気予報は、朝、出かける前に必ずと言っていいほど見ていると思います。人によって多少異なるものの、今日は晴れるのか、雨が降るのか、最高気温は何度なのか、台風は来るのか、という感じで天気予報を確認していると思います。

そもそも、天気予報の使い方は人それぞれですが、日本中にある観測ポイントでから、決まった時刻に観測した気圧、気温、風速、雨量といったデータを集めて、時系列に記録して、今後の天気がどう変化するかを予測するのです。

いまや、昔と異なり、ヤフー天気やテレビの天気予報でも、雲の動きを紹介してくれます。お昼のワイドショーなどでは、昨日からの雲の動きを丁寧に解説してくれます。いまは、このような天気図なので、雨が降っています。でも、明日にはこうなりますので、雨は上がり晴れるでしょう!って感じです。

まさしく株価チャートを読み解くのと同じです。昨日までの値動きをチャートで確認し、今日の終値を確認し、明日の動きを予測する。

予測精度が高めるために、いろんな情報を収集し、知識を高め、経験を積むことも同じですね。

移動平均線はどんな局面でも使える

セミナーなんかでは、「移動平均線だけで、本当に大丈夫ですか?」という質問を受けます。

「はい、大丈夫です!全く問題ありませんよ!!」

確かに、特定の経済主体が株価操作、株価維持の目的で意図的に巨額の購入や売却を行った場合や、突発的な暴騰・暴落が起きる場合では、テクニカル指標が使えなくなると言われます。

確かに、その通りですね。ただし、相場の動きが連続的(突発的でない)あれば、暴騰・暴落に関してはテクニカル指標は機能するということです。特に移動平均線は使えます。

実際、2020年2月後半からのコロナショックでは、日経225先物が約8000円の下落を演じました。この時、多くの人はテクニカル指標は使えないとSNSなどで書かれていましたが、強い投資家は「移動平均線は使える!」と言っています。

なので、徹底的に移動平均線を深堀していきましょう。

エントリーしたらあとは時の経過を待とう

式投資生き残るためには、「我慢、辛抱、忍耐」と投資セミナーもよく言います。ウォーレンバフェットもこのように言っています。

The stock market is a device for transferring money from the impatient to the patient.

式市場は忍耐力が無い人から忍耐強い人へ資金を移動させる装置だ!」

エントリーしたら、日々の観察は必要ですが、トレンドが発生している間は引っ張りましょう。これが勝てるスイングトレードです。「コツコツ負けてドカンと勝つ!」が相場で生き残る鉄則ですから。

ただ、トレード技術を身につけるよりも、忍耐力を身につけるほうが難しいかもしれないすね。

まとめ

株でスイングトレードをするなら移動平均線を使おう!、如何でしたでしょうか?

株の初心者でも、移動平均線を使うことで具体的に売買のタイミングが見えるようになります。ゴールデンクロスやデッドクロスなんて超明確なサインじゃないですか!

慣れてくると、ローソク足の組み合わせ(足型)や他のテクニカル指標との融合、出来高を組み込んでいけばいいのです。そうすればさらにパワーアップしますから。

多くの投資本を読んでも、どこの投資スクールに行っても、具体的にどこでエントリーして、どこでエグジットするのか?また、ロスカットのポイントは?という重要なポイントはボカされることも多いです。

論理性に欠けていれば、再現性はないのです。つまり、真似できないのです。

ビギナーズラックで利益を得ることができても、多くの人がそれまでの利益を吐き出し、気が付けば元本までも溶けているということはよくあることです。相場の世界、生き残るのは10%もいないと言われます。

お金を増やすにはリスクを取らなければなりません。勝てる確率の高い勝負を選び、繰り返していけば、生き残りは可能です。裏を返せば、勝てる勝負を見極めることさえできれば、勝てるという事です。そんな見極めができるようになるまでは、少し努力も必要だし、時間もかかります。

そこで、いち早く勝てるようになれるための株本を書きました。それが、「カンタンらくらく月20万円。難解チャートもシンプル株攻略」(※アマゾンのサイトに飛びます)です。


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勝てる確率が高いトレードを見極め、たっぷりと株式市場からその恩恵を受けましょう!

ということで、明日からスマートトレードを。

ABOUTこの記事をかいた人

独自のチャート分析をもとに相場を張っている現役トレーダー。チャーチストと言われるにもかかわらず、ファンダメンタルズ分析やヒストリカル分析にも詳しい。中でも暴落・暴騰分析は抜群である。メルマガでの的確な天底予測では多くの読者が驚愕する。セミナー講師としても引っ張りダコ。登壇回数は800回を超える。相場の本質を突いた解説はプロからも定評がある。書籍は出せば売れると業界でも注目株。2020年7月に6冊目の新刊が発売されている。