前回に引き続き、三角持ち合いについて解説します。
第14回
前回は、上値が切り下がり、かつ下値が切り上がるという一般的なパターン、つまり下値サポートラインと上値レジスタンスラインを引くと、きれいな三角形になるパターンを紹介しましたね。煮詰まった後は、大きくブレイクすることから、見逃し厳禁チャートパターンと名付けています。
しかも、このチャートパターンは、好業績と言う裏付けがあれば、鬼に金棒となります。そこで、今回は5707東邦亜鉛を紹介します(図1)。
週足ベースで、きれいな三角持ち合いになっています。今後の監視銘柄に入れて、追跡です。
さて、今回は上値レジスタンスラインが水平で、かつ下値を切り上げてくるチャートパターンです。
ある上値までくると、売り物に頭を押さえつけられ、下落してしまいます。しかし、株価は上昇すると考える投資家によって押し目は拾われます。だんだんと、その下落幅は小さくなり、下値を切り上げてきます。
下値サポートラインを引っ張ってみると、右肩上がりになりますよね。このラインが、水平の上値レジスタンスラインに近づいてきたらブレイク間近です。銘柄選択中に、こんなチャートを見つけたら、ニヤリとしてください。かなりの確率でボーナスをゲットできますので!
また、このチャートパターンの変形版も紹介します。水平の上値レジスタンスラインは同じなのですが、押し目を作らず、高値圏で推移しているチャートパターンです(図2)。
これが、どうなるかというと、大きくブレイクです(図3)。
これってかなり使えますよ。
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