第8回|ソフトバンクはしばらく追跡だっ!

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ここ最近、セミナー続きだった。受講生の方からいろいろと質問を受け、つまずく所が見えてきた。ミクロ的な視点しかないとか、チャートの見方が良くわからないとか、これでは勝てるわけではないので、しっかりと技術・知識を習得するように助言した。

また、テクニカル指標を全く信用しない投資家も少なからずいる。理由を聞いてみれば、信用できないからだという。これは単に、使い方を知らないだけだ。チャートの使い方は人それぞれだが、全く見ずして勝ち続けるのは、かなり難しい。

さてさて、本題です。

第8回

前回グランビルの法則の買いの第1段を9984ソフトバンクのチャートを使って紹介したのですが、チャートが面白くなっていたので続きを解説します。

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記の日足チャートを見てください。Aが絶好のエントリーポイントであることは前回説明しましたね。では、エグジットポイントはというと、スイングトレードの場合、やはり5日移動平均線が水平になったB近辺です。

もちろん、エグジット後にもう一段高ということもありますが、そうなった場合は、しつこく追いかけることはせず、素直に諦めましょう。そして、再度エントリーするために、落ちてくるのを待つのです。

このソフトバンクの場合、25日移動平均線との乖離を十分に埋めないまま、再度5日移動平均線をブレイクしてきました。Cの所ですね。短期トレードにおいては、ここもエントリーポイントになります。

本来、調整局面は、5日移動平均線が25日移動平均線近辺まで接近することで完了するのですが、この場合、25日移動平均線との乖離を埋めることなく再度上昇に転じていますね。

これを『強い』か『弱い』か、という二分法的に判断すると、『強い』と判断します。だとすると、この局面ではエントリーできますね。また、図2の週足チャートも見て、チャートリーディングをして見て下さいね。

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いい感じでしょ!?しかも、貸借倍率も良く、目が離せませんね。しばらく追跡です。

ABOUTこの記事をかいた人

独自のチャート分析をもとに相場を張っている現役トレーダー。チャーチストと言われるにもかかわらず、ファンダメンタルズ分析やヒストリカル分析にも詳しい。中でも暴落・暴騰分析は抜群である。メルマガでの的確な天底予測では多くの読者が驚愕する。セミナー講師としても引っ張りダコ。登壇回数は800回を超える。相場の本質を突いた解説はプロからも定評がある。書籍は出せば売れると業界でも注目株。2020年7月に6冊目の新刊が発売されている。