第3回|チャートを制するものが、相場を制す!

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先日、本屋に言った時のこと。少し時間があったので、借りるつもりはなかったのだが、レンタルDVDコーナーをブラブラと回ってみた。

すると、映画よりドラマの方が多いではないか?私のお気に入りの米国ドラマ『24』もしっかりと並んでいる。

ふと振り返ると、DVDを物色している友人を発見。どうやら、『冬のソナタ』を借りようか悩んでいるのだ。そんな友人に、『まだ見てないの?すぐに見てやぁ~!』

 

さてさて、本題です。

第3回

テクニカル指標なら、どの指標を一番重視しますか?

って、よく聞かれます。

『全てのテクニカル指標を客観的に見ます』と答えます。つまり、テクニカル指標は、絶対的なものではなく、あくまでも相対的なものです。よって、それぞれの指標を総合的に判断することが必要となるのです。

この総合的判断が、チャートリーディングです。では、チャートリーディングを極めるには、どうすればよいか?

まずは、

主要なテクニカル指標を使いこなせるようになることです。

丁寧にひとつずつ、潰していくのです。では、具体的内容に入っていきましょう。

チャートを読むに当たり、一番重要なものは、日足チャートです。すべては、ここから始まります。日足チャートを見てみると、そこには、曲線も描かれていますね。そう、移動平均線です。

この移動平均線、非常に重要です。まずは、そのことを十分に認識してください。負けている投資家は、この重要性に気付いていません。

移動平均線とは、ある一定期間の株価の平均値を毎日計算し、それをチャート上にプロットしグラフ化したものです。

毎日、平均値が移動していくことから、移動平均線と呼ばれています。どれだけの期間を取るかによって、呼び方が変わります。例えば、5日移動平均線、25日移動平均線、13週移動平均線、26週移動平均線などですね。

移動平均線は、株価のジグザグの振れを滑らかにし、トレンドを示してくれるテクニカル指標です。移動平均線をうまく使いこなせるようになると、これだけで利益を叩き出せるようになります。

では、どの移動平均線を使えばいいのか?これは、トレードスパンによって異なります。ただ、現在の相場環境を鑑みれば、スイングトレードを前提に、5日移動平均線、25日移動平均線を利用するのがいいでしょう。

ABOUTこの記事をかいた人

独自のチャート分析をもとに相場を張っている現役トレーダー。チャーチストと言われるにもかかわらず、ファンダメンタルズ分析やヒストリカル分析にも詳しい。中でも暴落・暴騰分析は抜群である。メルマガでの的確な天底予測では多くの読者が驚愕する。セミナー講師としても引っ張りダコ。登壇回数は800回を超える。相場の本質を突いた解説はプロからも定評がある。書籍は出せば売れると業界でも注目株。2020年7月に6冊目の新刊が発売されている。