第2回|チャートリーディングは4次元で!

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先日、友人の別荘に誘われたので、日頃の疲れを癒そうと思い、行ってきた。マイナスイオンがたっぷりの空気は、実に気持ちがいい。明るいうちから始まった宴会は、終わる気配なし。日が落ちると、明かりに引き寄せられて、カブト虫が舞い込んでくる。

株で稼いで、車を買う人は多い。しかし、別荘を買う人となると、かなり少なくなる。でも、夢は大きく持ちたい。思考は現実化するのだから!

さてさて、本題です。

第2回

ターゲット銘柄にエントリーするにあたり、重要視すべきは、ファンダメンタルズ分析なのか?それともテクニカル分析なのか?

とよく聞かれます。

そもそも、株式投資の真髄はエントリーのタイミングです。とすると、エントリーのタイミングを見極めるには、

ファンダメンタルズ分析よりもテクニカル分析の方が有効です。

ここに、テクニカル分析の重要性があります。例えば、下降トレンド中にファンダメンタルズ分析を中心にして売買すると、どうなるでしょうか?長期保有で、上がってくるまで待つのだ!っていう人は別ですが・・・

ここで注意してほしいことは、

ファンダメンタルズ分析が使えないって言っているわけではありません。

基本的に、使える情報はすべて有効活用します。

つまり、ファンダメンタルズ、仕手情報、インサイダー情報?など、使えるものは何でも使ってチャートを読む!これが、究極のチャートリーディングです。

では、チャートを深く読むためにはどうすればよいのか?

一般的な株式投資の解説書では、チャートを2次元で捉えているものが多いですね。これだけでは不十分で、これに出来高を加えて、3次元にします。さらに、時間軸を加えて4次元にするのです。この4次元空間を読み解くのが、チャートリーディングです。

ちょっと抽象的な表現になってしまいましたが、要は俯瞰的(ふかんてき)にチャートを見るということです。

俯瞰とは、高い所から見下ろすという意味です。

俯瞰という言葉は、なんとなく寛大・寛容というイメージがあり、私の好きな言葉の一つでもあります。

これを、チャートリーディングに当てはめると、なんとなく4次元空間に浮かんで、周りを見渡しているというような感じになりますよね。

チャートを適当に見ていると、見える様になるかというと、残念ながらなりません。

ABOUTこの記事をかいた人

独自のチャート分析をもとに相場を張っている現役トレーダー。チャーチストと言われるにもかかわらず、ファンダメンタルズ分析やヒストリカル分析にも詳しい。中でも暴落・暴騰分析は抜群である。メルマガでの的確な天底予測では多くの読者が驚愕する。セミナー講師としても引っ張りダコ。登壇回数は800回を超える。相場の本質を突いた解説はプロからも定評がある。書籍は出せば売れると業界でも注目株。2020年7月に6冊目の新刊が発売されている。