株もFXも3勝7敗で十分に勝てるという意味とは?

3勝7敗で十分だという理由を知ろう

「勝率はどれくらいを目指せば良いのでしょうか?」という質問を先日も頂きました。

定期的に頂く質問ですが、「スイングトレードなら3勝7敗、できれば4勝6敗が望ましいですね。」と答えることが多いです。

というか、これで充分です!

もちろん、10戦10勝が良いですが、現実的に無理ですよね。

たまに、勝率にこだわっている方に出会いますが、本末転倒です。要は、トータルで利益になれば良いのです。重要なのは、勝率ではなく、利益額です。

なぜ3勝7敗で利益になるのか?

では、なぜ3勝7敗で利益になるのか?

まずは、7敗の内容です。

しっかりとシナリオを立ててエントリーしたにもかかわらず、思惑が外れたから、さくっとロスカットしているトレードです。

ただ、このうちの2敗については、エントリー後は含み益となりますが、その後含み損に変わり、ロスカットに引っかかるというトレードです。

裏を返せば、利食いの失敗とも言えます。

なので、含み益になったところで、ストップロスをエントリーポイントまで上げておけば、トントン撤退になります。

次は、3勝の勝ちトレードについてです。

3勝の勝ちトレードには、基本的にそれなりのトレンドに乗って、それなりの値幅が取れているのです。

そのうち1勝は、かなりの値幅となっていることが多いです。

早く利食わないことで、最終的に損失にかわることもありますが、引っ張ることで利益が大きくなることも事実。

利食いは利食いで、奥が深く、難しいです。

勝率3割と聞くと、少ないですが、トレンドに乗って、大きな値幅を追求できていると同時に、思惑に反し、逆行した時には、迷わず即ロスカットを実行する。

損小利大のトレードを実行し、最終的には手許には大きな利益が残っている!

これが3勝7敗の本質と言えます!

ぜひ、今日から実行してくださいませ。

もちろん、株の「買い」だけではなく、空売りでも、FXでも、225先物でも、米国株でもかなり有効ですから。

まとめ

株もFXも3勝7敗で十分に勝てるという意味とは?、如何でしたでしょうか?

一言でいえば、損小利大のトレードを実行すれば、いくつかはロスカットトレードになるし、3割ぐらいの確率で、トレンドが発生し、利が伸びるということです。

そのためには、勝てるトレードを厳選し、エントリーポイントもしっかりと見極めて、エグジットポイントまで待つことが重要なのです。

明日からは、トレンドが伸びるトレードを厳選していきたいものです。でも、7割は失敗するので受け入れましょう。

ABOUTこの記事をかいた人

独自のチャート分析をもとに相場を張っている現役トレーダー。チャーチストと言われるにもかかわらず、ファンダメンタルズ分析やヒストリカル分析にも詳しい。中でも暴落・暴騰分析は抜群である。メルマガでの的確な天底予測では多くの読者が驚愕する。セミナー講師としても引っ張りダコ。登壇回数は800回を超える。相場の本質を突いた解説はプロからも定評がある。書籍は出せば売れると業界でも注目株。2020年7月に6冊目の新刊が発売されている。