初心者のための勝てるIPO株のやり方

シンプルなIPO株投資をはじめよう

株はIPO株から始めようという初心者の方もとっても増えていますね。

また、すでに株式投資を始めていても、じっくり研究をしようとネットでリサーチしていたり、証券会社のツールをさわっていると、必ずIPO(アイピーオー)という言葉を目にすることになります。

IPOとは、未上場企業が株式市場に新規上場することを意味します。ちなみに、IPOとは、Initial Public Offeringの頭文字です。

IPO株投資とは、新規上場する会社の株を上場前に購入し、上場後に売却して、利益を狙う投資手法のことを言います。

ただでさえややこしそうな株式投資ですが、実はIPO株投資は株の初心者の方でも簡単に出来る投資法なんです。

特に、相場が好調な局面では、リスクが小さく、リターンが大きな投資になるのがIPO株投資です。

そんなIPO株投資をやらない手はありませんよね。ここでは、そんなIPO株投資のやり方について詳しく解説していきます。

IPO株投資で利益が出るカラクリ

IPO株投資とは、新規に株式市場への上場が決まっている銘柄を上場前に買い、上場後に売り、利益を狙う投資手法です。

通常、上場していない企業の株式は購入できませんが、新規に上場する株であるIPO株は上場前に証券会社を通じて購入の募集が行われます。

通常、IPO株は人気化することが多く、抽選になることが多いです。つまり、IPO株を取り扱う証券会社で購入するための抽選に参加して、この抽選に当選すれば上場前のIPO株を購入できることになります。

IPO投資が上手くいく理由ですが、一般的にIPO株は成長性を買われるので、初値(上場して初めて寄り付いた時の株価)は高くなりがちです。

つまり、上場日に初めてつける株価は、公募価格よりも高くなることが多いので、この差益を狙うのです。

言い換えると、公募価格で買って、初値で売るのです。これがIPO投資なのです。シンプル過ぎるでしょ!!

ちなみに、2018年に上場したIPO株をざっと確認してみると、約9割のIPO銘柄が公募価格よりも初値の方が高く、利益になっていることが確認できます。

こんなIPO投資、やらない手はないでしょ!

IPO株投資は抽選に申し込むだけ

一般的な株式投資は、慣れるまでは銘柄を選ぶだけでも大変です。なんとか銘柄を選んでも実際のトレードとなると、トレード技術や知識が欠かせません。無闇に突撃すれば、損失を被ります。

これに対し、IPO投資は目先の新規上場銘柄に申し込むだけです。運良く当選したときに購入し、上場日に売るだけです。滅茶苦茶シンプルです。

なので、個別銘柄を狙う株式投資もしながら、IPO株投資もやっていくのがベストですね。

IPO株投資の始め方とその流れについて

IPO株投資の始め方、やり方をフローチャートにしてみます。

証券口座を開設する

証券口座に入金する

IPO株の抽選に申し込む

当選したら購入手続きをする

上場日に売却する

これを繰り返す

このIPO投資全体の流れを解説していきます。

まずは、IPO株投資を始めるためには口座開設が必要です。IPOの取扱数が多い証券会社はもちろんのこと、ちょっと面倒くさいのですが、出来るだけ多くの証券会社の口座開設をしておいてください。

そして、その証券会社への入金です。抽選に参加する時点でIPO株の購入金額分を口座に入金しておく必要があります。

IPOのスケジュールを確認して、ネット証券なら「IPO」「新規公開株」などの申し込みメニューから申し込をしましょう。

この申し込みの際に、ブックビルディングという言葉が出てきます。

ブックビルディングとは、IPO株の公開価格を決定する方法のことです。あまり悩まず、申込株数と価格を申告しますが、価格は仮条件の最高値にします。

あとは、抽選日に当選結果を確認します。当選していたら速やかにIPO株を購入します。なぜなら、IPO株の購入手続きの期間は決まっており、期間内に手続きを行わないと当選取り消しになりますで。

購入したIPO株は、上場日に初値で売却します。成行注文でOKです。

これをひたすら繰り返すのです。そうすると、利益になっていることが多いですから。

IPO投資のリスクは2つだけ

IPO投資はとってもシンプルな投資手法ですが、残念ながら投資である以上、リスクもあります。

基本的にIPO投資のリスクは2つです。

IPO株投資のリスク その1 抽選漏れによる継続可能性

まずはひとつめですが、IPO株は人気になりやすく、抽選に参加し続けてもなかなか当選しないんですよ。

抽選の申し込みはすぐに出来るとはいえ、何度も何度も抽選に落ちるとモチベーションが下がってきます。

なので、最初から1年間は感情を捨て、ひたすら申し込みに徹してください!1年間、やり通せば利益になっていますから!!

実際、少ない人は数銘柄の当選ですが、多い人は15銘柄以上当選しています。確かにちょっとしたコツがあるのですが、これに関しては今後、加筆していきますね。

IPO株投資のリスク その2 公募価格割れの可能性

もうひとつリスクは、運良く当選して公募価格で購入できるものの、初値が公募価格を下回ることがあります。

過去のIPO株を振り返って調べてみると、初値で売却すると高い確率で利益となるのですが、損失になることもあります。

このリスクの対処法としては、人気が薄い銘柄にはエントリーしないことも重要です。

かといって、毎回毎回的確に人気度を見分けることが出来るわけではないので、こちらも同じく、何も考えず、感情を捨て1年間やり続けることです。

運悪く、特定のIPO銘柄で損失を出しても、年間トータルで利益になれば良いので、あまり気にしないことも重要です。

IPOの当選確率を上げるためやすべきこと

IPO株投資の極意は問われると、IPO株の当選確率をアップさせることです。

つまり、当選確率をアップさせるために工夫をすればよいだけなのです。

では、この最重要課題であると当選確率アップのための秘訣を見ていきましょう。

IPOの当選確率アップのためのコツ ~主幹事証券会社から申し込む~

IPOに申し込む前に必ず確認しておきたいことは、主幹事証券会社がどこの証券会社なのかです。

通常、IPO株は複数の証券会社に分配されるのですが、主幹事の証券会社が多くのIPO株を引き受けることになります。

つまり、主幹事の証券会社の口座をから申し込めばIPOの当選確率は高くなるのです。

先ほど、IPO株投資は多くの証券会社の口座を開設することがコツだと書きましたが、正確には主幹事になる確率が高い証券会社の口座を開設することが重要なのです。

ちなみに、過去の主幹事証券会社を見てみましょう。

2017年IPO主幹事証券会社実績

1位 野村証券 28社
2位 大和証券 16社
3位 みずほ証券 16社
4位 SMBC日興証券 13社

2018年のIPO主幹事証券会社実績

1位 みずほ証券 24社
2位 野村證券 23社
3位 SMBC日興証券 21社
4位 大和証券 13社

とすると、口座開設すべき証券会社は、野村、大和、みずほ、SMBC日興の4社は外せないことが分かりますね。

IPOの当選確率アップのためのコツ ~ネット証券なら断然SBI証券~

口座開設すべき証券会社は、野村、大和、みずほ、SMBC日興って言われても、今どきこれらの4社の口座を持っている方は少ないと思います。

でも、時間作って口座開設してくださいね。利益につながりますから。

では、ネット証券じゃダメなんですか?って質問が飛んできそうですが、ネット証券でもすごい証券会社があります。

そう、皆さんご存知のSBI証券です。

何がスゴイのかというと、その実績です。

2017年、2018年のIPO主幹事証券会社の実績ですが、どちらも5位なんですよ。

2017年IPO主幹事実績 5位 SBI証券 8社
2018年IPO主幹事実績 5位 SBI証券 11社

しかも、SBI証券がユニークなのは、IPOチャレンジポイントです。このポイントが多い順にIPOに当選する仕組みとなっています。

言い換えると、IPOの抽選に落ちれば落ちるほどこのポイントがたまり、そうすると次回IPO当選確率が高まり、そのうちIPOに当選できるというポイント制度なんです。

これだと、途中で挫折する確率がぐっと下がりますので、継続は可能ですね。

なので、SBI証券だけはすぐに口座開設しておきましょう。

IPOの当選確率アップのためのコツ ~口座開設数が少ない証券会社を狙う~

主幹事証券会社であろうとなかろうと、最終的には、自分が申し込んだ証券会社内での抽選ですから、その抽選の申込者数が少ない方が当選確率はアップすることになります。

とすると、申込者数が少ない証券会社を狙えばよいですね。

しかし、正確な申込者数なんてわかりませんから、参考となるのが、証券会社が公表している口座開設数です。

例えば、2018年3月時点でSBI証券は約426万口座、楽天証券は約261万口座となっています。

抽選されるIPOの株数が同じだとすると、口座数がネット証券No1のSBI証券よりも楽天証券の方が当選確率は高くなるということになります。

つまり、限られ証券会社に抽選申し込みをする場合には、割り当てIPO株数がほぼ同数なら、口座開設数が少ない証券会社を狙うのがコツですね。

IPOの当選確率アップのためのコツ ~家族でIPO株投資家になる~

IPOの当選確率アップのためのコツとしては、家族でIPOの抽選に参加するっていうのは強力なアイデアです。

嫁さん、旦那さんだけでなく、お爺ちゃん、お祖母ちゃん、子供が成人していれば子供も巻き込めば投資利益はアップしますから。

ただし、利益配分で揉めないように決め事はしっかりと!笑

まとめ

初心者のための勝てるIPO株のやり方、如何でしたでしょうか?

何も知らないと、IPO株投資って聞くとなんとなく難しい感じがしますけど、実際はとってもシンプルです。公募価格で買って、初値で売る。これだけですから。

しかも、何も考えずに投資でき、高確率で利益を得られますし。そう考えると、ローリスクハイリターンとも言えます。

でも、IPO株投資を本格的に始めてみると、ちょっと違うなって気が付きます。

当選するかどうかは運、不運も大きく関わりますが、証券会社の選び方や抽選ルールに注目して、抽選確率を工夫することを忘れてはいけません。

なぜなら、同じようなことをやっている個人投資家の結果を比べてみると、当選回数が全然違うのです。つまり、年間利益は全然異なるのです。

言い換えると、IPO株投資で上手くいっている人は常に工夫することを忘れずに、自分独自のノウハウを構築している方が多いです。

なので、抽選漏れが続いたら、工夫をして、その壁を乗り越えていきましょう。

ということで、楽しいIPO株投資を!!

ABOUTこの記事をかいた人

尾崎式史

独自のチャート分析をもとに相場を張っている現役トレーダー。チャーチストと言われるにもかかわらず、ファンダメンタルズ分析やヒストリカル分析にも詳しい。中でも暴落・暴騰分析は抜群である。メルマガでの的確な天底予測では多くの読者が驚愕する。セミナー講師としても引っ張りダコ。登壇回数は800回を超える。相場の本質を突いた解説はプロからも定評がある。書籍は出せば売れると業界でも注目株。2018年4月に5冊目の新刊が発売されている。