イールドカーブのスティープ化とフラット化を読み解く

イールドカーブのスティープ化とフラット化を読み解けば転換が見える

イールドカーブを読み解くことができれば、株式市場から爆発的な利益を得ることが出来るのをご存知でしょうか?

でも、イールドカーブを言う名前だけで聞くとちょっと難しい感じがします。株の初心者には金利や債券利回りやイールドカーブなんて関係ないねって感じもするですが、相場の転換点を捉えるためには非常に重要です。なので、ここではイールドカーブをわかりやすく解説したいと思います。

特に、イールドカーブのスティープ化やフラット化などは重要ですから。

イールドカーブとは?

イールドカーブとは、縦軸を債券利回り、横軸を満期日までの残存期間として、各残存期間に対応する利回りをプロットしてゆき、その点をつなぎ合わせた曲線を言います。一般的に、利回り曲線、もしくは金利曲線と言われます。ちなみに、英語で書くと、Yield curveです。

もっとわかりやすく言い方を変えてみると、イールドカーブとは、縦軸に金利、横軸に償還までの期間を取り、各期間の金利をプロットしてつなげた曲線です。

ここで、金利について解説します。

金利は短期金利と長期金利に分けられます。一般的に、1年未満を短期金利、1年以上を長期金利と呼ばれています。

政策金利は短期金利のひとつであり、政策金利は中央銀行(日本なら日本銀行、米国ならFRB)がコントロールしており、長期金利は市場原理で変動します。

長期金利と言われてもピンとこないですので、長期金利の指標のひとつである10年国債利回りを基準にするのが良いと思います。

とすると、政策金利(短期金利)は金融政策の影響を大きく受けるのに対し、10年国債利回り(長期金利)は低コストでの資金調達が可能かどうかの長期資金需給や景気の影響を大きく受けることになります。

なんとなくでも、イールドカーブや金利のイメージができるようになりましたか?

イールドカーブにおける順イールドとは?

一般的に、短期金利より長期金利の方が高いです。景気が良くなり、金利が上昇局面が来れば、政策金利に影響される短期金利よりも先に長期金利が上昇します。

そうすると、短期金利よりも長期金利の方が高くなり、イールドカーブとしては右肩上がりとなります。これが、順イールドと呼ばれる状態です。

イールドカーブにおける逆イールドとは?

逆イールドとは、長期金利よりも短期金利の方が高くなる状況を指し、イールドカーブが右下がりの曲線になることを言います。

通常、長期金利の方が短期金利よりも高くなることで、イールドカーブが右上がりの曲線になります。これを順イールドですが、極度の金融不安や急激な政策転換のより、短期金利が急騰すると、短期金利の方が長期金利よりも高くなることがあります。

言い換えると、残存期間が短い債券の利回りよりも残存期間が長い債券の利回りの方が小さくなります。これを逆イールドと言います。

また、マーケットに今後金利が低下するという見方が広がれば、長期金利が先に反応して、低下することで発生することもあります。この場合、景気後退局面に入る可能性が高くなります。そうすると、長期にわたる下降トレンドが発生することになるので、この局面を空売りで利益を狙うのです。

ちなみに、日経平均最高値を付けた1989年12月29日のイールドカーブは逆イールドです。ご存知の通り、ここからバブル崩壊へと向かっていきます。

イールドカーブのフラット化とは?

景気が転換期を迎え、金利水準が今後どう変化するか不透明な場合は、長期金利と短期金利の差が小さくなり、カーブがゆるくなる傾向があります。このような状況を、イールドカーブがフラット化(フラットニング)している、と表現します。

イールドカーブのスティープ化とは?

長期金利が上昇し、短期金利との差が拡大し、イールドカーブの傾きが急になることをすることがあります。これをイールドカーブのスティープ化(スティープニング)と言います。

イールドカーブのフラット化からスティープ化するタイミングで相場は転換する

難しい話はおいておいて、イールドカーブのフラット化からスティープ化するタイミングで相場は転換すること知っておくと大きな利益につながります。

2019年夏にスティープ化は完了し、これから徐々に相場の転換点を迎えることになりそうです。

場合よったら大きな下落をやって来そうです。

暴落も考慮に入れて、準備しておきましょう!!

そうそう、相場の転換点を簡単に捉えるならこれですね。

ゴールデンクロスとデットクロスは相場の転換点、なぜ狙わないのか?

まとめ

イールドカーブのスティープ化とフラット化を読み解く、如何でしたでしょうか?

まずは、イールドカーブの基礎的な内容を書いてみました。これからも少しずつコンテンツを増やして、充実させていきたいと思います。マスターするまでちょっと時間がかかりますが、じっくりと本を読み込むようにマスターしてきましょう。

株式投資をしてる人の中でも、このイールドカーブについて知っている人はかなり少ないです。でも、ここをしっかりと押さえていけば、転換点を狙うことが出来ます。なので、少しずつ、前進していきましょう。

 

ABOUTこの記事をかいた人

独自のチャート分析をもとに相場を張っている現役トレーダー。チャーチストと言われるにもかかわらず、ファンダメンタルズ分析やヒストリカル分析にも詳しい。中でも暴落・暴騰分析は抜群である。メルマガでの的確な天底予測では多くの読者が驚愕する。セミナー講師としても引っ張りダコ。登壇回数は800回を超える。相場の本質を突いた解説はプロからも定評がある。書籍は出せば売れると業界でも注目株。2020年7月に6冊目の新刊が発売されている。