ここでは、連載形式で、チャートリーディングについて、解説していこうと思います。
第1回
チャートリーディング とは何か?
簡単に言いますと、『チャートを読む』ということです。
そのままじゃないか、と言われそうですが、要は値動きを読むことです。 株はギャンブルだ!と思っている方も、かなり多いですが、実はかなり正確に 値動きを読むことが出来ます。
どこで寄り付いたら、どういう動きをするのか?株価はどのレンジで動くのか? 深い読みが出来るようになれば、値動きをピタリと読むことも出来ます。
そもそも、チャートは、あらゆる事象を反映しているものです。
もちろん、完璧ではありません。とすると、客観的事実を表しているチャートを如何に読み切るか?ここにチャートリーディングの面白さがあります。
気象予報士が、明日の天気を予測するのに、天気図を使いますよね。株も同じです。 明日の値動きを予測するのに、チャートを使います。全く同じです。
つまり、チャートが読めるようになると、かなり正確に値動きが読めるようになるのです。もちろん、天気予報と同じで、外れることもありますが、大きく外すことは少ないです。
多くの投資家は、エントリーの際、上がることしか考えていません。つまり、下げたときの 対処法を考えていないのです。これが、ロスカットが遅れる原因ですね。
挙句の果てに、どうなるかと言いますと、上がれ上がれと祈るようになります。 この上がれ上がれと祈るようなトレードを、弊社が運営する投資塾では、 『祈りのトレード』と呼んでいます。(笑)
『祈りのトレード』は、健康を損なう恐れがありますので止めましょう。
ロスカットできない理由は、エントリーの際、株価は上がるものだという思い込みや、株価の動くレンジが読めていないからです。
エントリーするにあたり、トレードシナリオを描く。この時、あらゆる値動きに対して 準備をしておくことです。
すべての事象を想定内にしておく。
これが、究極のチャートリーディングです。
チャートを読み、楽しい投資生活をしましょう。次回から、具体的内容に入っていきます。