転換点となる局面の分析方法
とっても面白くなってきそうな相場状況になりました。
世界中で歴史的上昇を演じている株式相場。
しかし、上げ続ける相場といういうのもはない。
上がったら下がるのが相場。
そして、大きく上げれば、大きく下がる、これも相場の常識。
そんな相場操縦ともいえる金融相場に上昇疲れが見えてきている。
相場の転換点となり、逆進が始まりそうな気配が感じられる。
来週は、絶好の仕掛けどころがやって来るかもしれない。
では、早速世界のマーケットを見渡してみよう。
まずは、ダウのチャートから見てみよう。

チャート的には上昇トレンド継続といえる。
いわゆる押し目である。
しかし、チャートをよく見ると、上は5日移動平均線がしっかりとレジスタンス
になっている。もちろん、下は25日移動平均線がサポートラインである。
来週、この25日移動平均線をブレイクダウン
してきたら、相場は逆進を始めそうである。
この転換点を捉えたいものである。
次は、SP500のチャートを見てみよう。

こちらもダウ同じようなチャートである。
続けて、ナスダックのチャートを見てみよう。

またしても、ダウと同じような動きである。
ナスダックを引っ張っているアップルの株価も見てみよう。

いまのところ、株式分割アノマリーとはなって
いないが、方向転換の兆しが出て来た。
とすると、
普通に考えれば、今もみ合っているダウ、SP500、ナスダック
と足並みを揃えて、同じ方向に動きそうである。注目である。
では、欧州市場、ここでは、DAX(ドイツ市場)を見てみよう。

欧州市場はどの国もすでにトレンド転換を完了している。
そう、下降トレンドに突入して、トレンドがすでに本格化している。
25日移動平均線もきれいに下向きになっており、いい感じの下降トレンドである。
ただ、多少売り込まれ感もあり、週明けは多少戻してくる動きになるかもしれない。
そして、理財商品のデフォルト問題で揺れる中国。6月末の償還は
何とか借り換えで凌いだものの、数百億円規模でデフォルトが発生した。
そんな中国、相場崩壊の起爆剤になってもおかしくないかな。
では、上海市場を見てみよう。

チャート的には、もみ合い局面。しかし、ローソク足は
5日移動平均線と25日移動平均線の下に潜り込んでいる。
動き出すのも時間の問題か、なんらかのきっかけ待ちか。
下に動けば、5日移動平均線も25日移動平均線も同時に下向きになり、
下降トレンド発生となりそうである。来週は、下降トレンドの発生を期待したい。
最後は日本市場、225先物のチャートを見てみよう。

もみ合い色の強い動きでトレードがしにくかった225先物。
ようやく、25日移動平均線をブレイクダウンしてきた。
ここから下降トレンドの本格化を期待したい。ただ、米国市場が
トレンド転換していないこともあり、下げ渋っているのがわかる。
しかし、チャート的には崩れているので、
週明けの月曜日は一気に動く可能性もある。
世界のマーケットを総合的に勘案すると、
来週は転換点となる可能性が高い。
よって、チャンスを逃さないようにトレード
シナリオはしっかりと描いておきたい。
もちろん、休日の休養も忘れずに。
【編集後記】
金、土はタイは禁酒日。ということで、
ビールではなくお茶を片手に手羽先と茄子を頂く。
しかし、物足りないので、バーを
探しにBTSでナナ駅まで移動。
まずは、アラブ街にあるショッピングモール
をうろつくと面白いものがたくさんある。
金ピカの小物雑貨なんて売れるのかと思うのだがバカ売れ。
そして、携帯電話屋を覗くと見たこともないような
携帯、形態、形体が一杯。
こういう探索は面白いねぇ~~。
いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。