チャートパターン分析で大きな利益(天井・大底)が狙える厳選10パターン!

チャートパターン分析をすれば相場の天井と大底を狙うことが出来る

チャート分析手法の中にチャートパターン分析があります。別名、フォーメーション分析とも言います。

チャートパターン分析とは、チャートにトレンドライン、サポートライン、レジスタンスライン等を引いて、チャートの形状を把握し、値動きを予測する分析法です。基本的なチャートパターンは大きく3つに分類することができます。

まずは、相場の天井や大底を探り、トレンドの転換点を見つけるものです。次は、上昇トレンド・下降トレンドの中で起きるレンジを見つけて、その反転タイミングを予測するものです。さらに、三角持ち合いのチャートパターンです。もみ合い相場が煮詰まって、一気にブレイクするチャートパターンです。

どのチャートパターンも重要ですが、特に転換点を示唆するチャートパターンは重要です。なぜなら、大きな利益に結び付きますから。ここでは、転換点のチャートパターンを解説します。

天井と大底でよく見られるチャートパターンはコレ!

相場の天井近辺で起こりやすいチャートパターンとしては、ヘッド&ショルダートップ(三尊)、トリプルトップ、ダブルトップ、V字型トップ、ソーサートップなどがあります。

相場の大底近辺で起こりやすいチャートパターンとしては、ヘッド&ショルダーボトム(逆三尊)、トリプルボトム、ダブルボトム、V字型ボトム、ソーサーボトムなどがあります。

ここで紹介する10の天井・大底のチャートパターンは、見逃し厳禁です。
※実践的チャートを順次アップしていきます!

面白いことに、世界中の投資家の多くがこの天井・大底パターンを信頼し、そのチャートパターンにそった行動を取っている人が多いと言われます。そのためか、このようなチャートパターンになったとき、大勢の人が一斉に同じような売買の注文を出すと言われます。

しかし、このようなチャートパターンはたくさんの人が知っているのですが、実践で使いこなせている人は少ないです。ここはしっかりとマスターして、大きな利益獲得を目指しましょう。

では、具体的なチャートパターンの解説に入っていきます。

ヘッドアンドショルダーズフォーメーション

かなり高い確率でトレンド転換が期待できる注目のチャートパターンとして有名なヘッドアンドショルダーズフォーメーションです。

ヘッドアンドショルダーズトップ

上記図は典型的な天井パターンとして、注目されているチャートパターンになります。真ん中の高値が両側の高値に比べて一段高く、人の頭と両肩のように見えるため、ヘッドアンドショルダーズという名前がついています。日本では、三尊型と呼ばれており、世界で1番多く認知されている天井型パターンになります。

多くの書籍で、天井パターンを紹介していますが、チャートイメージだけを表示して、「これが天井パターンですよ」という風に説明しているだけになっています。

このようにイメージだけを表示して、実際にトレンドラインを記入してチャートの道筋を示していない書籍がほとんどですが、このような説明では多くの方が、どのような動き方でこの天井型が作られるのか?が、分からないため、「このパターンは天井型なの?」と言うふうに、はっきりと理解できていない人が多いかと思います。

上記図を見ていただければ、チャートのトレンドラインなども表示しているので、より分かりやすく天井型を見つけることができるようになります。

天井型の場合は、トレンドラインのサポートラインをブレイクダウンして、その後、前回安値のサポートラインにサポートされて上昇に転じる場合が多いです。

その後、上昇に転じて上値を伺ったとしても、サポートラインをブレイクダウンしたため、トレンドラインはレジスタンスラインとして機能するようになります。そのため、レジスタンスラインで頭打ちになり、再度下落していくことになります。

このような道筋をたどって、三尊型(ヘッドアンドショルダーズ)は作られます。天井型というのは、単純に三つの山が作られたら売り、というふうに判断されてしまいがちですが、ヘッドアンドショルダーズが作られる道筋を見ていくと、しっかりと投資家心理通りに動いていることが分かります。

一般的に言われているエントリーポイントは、赤丸で表示されているサポートラインをブレイクダウンしたところが、売りエントリーと言われていますが、生き残っているプロのトレーダーは、レジスタンスラインで頭打ちになって下落に転じた緑丸の部分を、売りエントリーポイントとしています。

このように早い段階でエントリーすることができれば、多くの利益を生み出すことができます。もし赤丸の部分でブレイクダウンせず、サポートラインでサポートされ上昇に転じた場合には利益確定の買い戻しをすれば問題ないでしょう。

ヘッドアンドショルダーズボトム

それでは大底のパターンを見ていきましょう。ヘッドアンドショルダーズボトムです。逆三尊型とも言われます。考え方はヘッドアンドショルダーズと全く同じなので、チャートが天井ではく、大底というだけです。

一般的に言われているエントリーポイントは、赤丸で表示されているレジスタンスラインをブレイクアップしたところが、買いエントリーポイントと言われていますが、勝ち続ける投資家になるためには、サポートラインに支えられて上昇に転じた、緑丸の部分をエントリーポイントとします。

このように早い段階でエントリーすれば、多くの利益を叩き出せます。もし、赤丸の部分でブレイクアップせず、レジスタンスラインで上値を押さえつけられ下落に転じた場合には、利益確定をすれば問題ないでしょう。

トリプルフォーメーション

ヘッドアンドショルダーズフォーメーションのちょっと変形版ですが、ヘッドの部分が両サイドのショルダーと並んでいるチャートパターンです。

トリプルトップ

まずは、トリプルトップを見ていきましょう。

このパターンは先ほど紹介した、三尊型の変形パターンです。三尊型の場合は、真ん中の山が頭のように飛び出た形になっていましたが、このトリプルトップの形は、真ん中の山が前回高値のレジスタンスラインをブレイクアップできず、頭を押さえつけられた形になって下落してできたパターンです。

エントリーポイントの考え方も、三尊型と全く同じです。一般的には、赤丸がエントリーポイントと言われていますが、実践では、緑丸の部分でエントリーです。

トリプルボトム

さらに、大底型のトリプルボトムを見ていきましょう。

考え方は先ほど紹介した逆三尊型と同じです。

一般的に言われているエントリーポイントは、赤丸で表示されているレジスタンスラインをブレイクアップしたところが買いエントリーポイントと言われていますが、やはり、サポートラインに支えられて上昇に転じた緑丸の部分を買いエントリーポイントとした方がいいでしょう!

三尊型(ヘッドアンドショルダーズ)に次いで、天井の形として良く現われるのが、ダブルトップになります。このダブルトップは、高値を2つの山のような形で形成されるために、このような呼び名が付けられています。

上昇トレンドで進んでいる場合は、前回高値のレジスタンスラインを上にブレイクアップしていきますが、このパターンは前回高値のレジスタンスラインに頭を押さえつけられ、ブレイクアップできず、その後、下げに転じたパターンになります。

一般的に、前回高値を越えられなければ、トレンドの転換の可能性が高くなります。よって、赤丸で売りエントリーと言われていますが、思い切って、緑丸の部分で売りエントリーしたいものです。

繰り返しになるので、簡単に!赤丸で買いエントリーと言われていますが、緑丸の部分でエントリーしたいものです。

ダブルフォーメーション

ヘッドアンドショルダーズ同様で、株価が上昇基調から下落基調に変わったり、下落基調から上昇基調に転換する「トレンド転換」を判断するに有効な代表的な分析です。ヘッドアンドショルダーズと比べ、発生する頻度が高く比較的汎用的なのが特徴です。

ダブルトップ

ダブルトップは、ダブルボトムの反対で、相場の天井を示すチャートパターンで、天井が二つあるチャートの形です。 株価が大きく上昇した後にいったん下落し、再び前回上昇した株価近くまで上昇し、下落に転じたときのチャートの形で、アルファベットの「M」のような形のチャートです。

このチャートの形が出現すると、天井を打って下落トレンドに入る可能性が高いと考えられます。但し、ネックライン(1番天井を形成した後の安値)を超えて、はじめて下落トレンドへ転換した(売りサイン発生)と判断することができ、ダブルトップが完成されるのです。

ネックラインを超えたところで売りサインとなるのですが、その先どこまで下落していくのか?の目安の一つとして、2番天井とネックラインの長さと同じ長さの位置を目標値とおくことができます。

ダブルボトム

ダブルボトムは相場の底を示すチャートパターンで、底が二つあるチャートの形です。 株価が大きく下落した後にいったん上昇し、再び前回下落した株価近くまで下落し、上昇に転じたときのチャートの形で、アルファベットの「W」のような形のチャートです。

このチャートの形が出現すると、底を打って上昇トレンドに入る可能性が高いと考えられます。但し、ネックライン(1番底を形成した後の高値)を超えて、はじめて上昇トレンドへ転換した(買いサイン発生)と判断することができ、ダブルボトムが完成されるのです。

ネックラインを超えたところで買いサインとなるのですが、その先どこまで上昇していくのか?の目安の一つとして、2番底とネックラインの長さと同じ長さの位置を目標値とおくことができます。

V字フォーメーション

V字トップ

Vトップと言われるパターンは、急騰後に急反落が起きるチャートパターンです。

上記図では、きれいにレジスタンスラインで頭打ちになり、急落したパターンを表示していますが、実際のVトップパターンは、パニック的な売りや買いが錯綜することで、このようなチャートになります。乱高下する値動きとなりますが、思い切って、緑丸の部分で売りエントリーです。

V字ボトム

こちらは、先ほどの逆のパターンになります。ここでも、赤丸でエントリーするよりも、緑丸でのエントリーですね。

ただし、緑丸をエントリーポイントにした場合、エントリー後、反落してきた場合は、ロスカットする必要があります。

一本調子の上昇、押し目を作らない上昇トレンドは大陰線が転換点になる!

上昇トレンド中の値動き見ると、上昇しては下落して、そしてまた上昇と、ある程度大きな波を打ちながら値を上げていきます。こういう局面では、5日移動平均線はきれいに波を打つので、『くいっとチャート』と『がっくりチャート』が交互に登場し、非常にトレードがしやすい局面です。

これに対し、時々ですが小さな波を打ちながらの上昇となることがあります。「押し目待ちに押し目なし」と言われるような状態です。

そのような上昇を演じている場合は、そのトレンドの終焉には大きな陰線が出ることが多いです。そして、その陰線をきっかけにトレンド転換が起こります。

イメージとしては、こんな感じです。

場合によっては、一本調子に上昇することもあります。こんな場合は、5日移動平均線は右肩上がりの直線となることがあります。この場合も同様に、上昇トレンドの最後は大きな陰線が登場します。

この大陰線は、時にはトレンドラインや25日移動平均線を一気にブレイクダウンして、トレンド転換のサインを点灯させることもあります。もちろん、5日移動平均線は、がっくりチャートを形成しています。絶好の売りのタイミングにもなっています。

多くの個人投資家は、上下に波を打ちながら、上昇と下落を繰り返しながらトレンドを作っていきます。しかし、トレンドばかりに目がいってしまい、値幅は意外と見落とされがちです。

トレンド発生中の値幅を理解することは、チャートが発している非常に重要なシグナルを理解することにつながります。

では、どうしてこのような急落が起こるの?

と疑問が湧いてきますね!よくよく考えてみたら驚くほど簡単に理解できます。

上下へのブレが少なく、はっきりとした押し目を作らない一方的な上昇が起こったということは、ポジションを売らずに保有して含み益を抱えている人が多いと判断することができますね。

ブレイクダウンする事によって、含み益を抱えていた人たちが一斉に利益確定の売りをするから、このような急落になりやすいわけです。もちろん、同時に新規の空売りがどんどんと入ってくることも急落を招く原因のひとつですが、利食い千人力ほどではありません。

チャートパターン分析は225先物でも為替でも商品先物でも同じです

では、実際にそんな場面のチャートを見てみましょう。

ドル円の日足チャートを見てください。なお、チャート内の移動平均線は、5日移動平均線と25日移動平均線です。

2012年2月から3月にかけての上昇時の5日移動平均線を見てください。3月初旬は多少波打っていますが、右肩上がりの直線となっています。

チャート内の「1」のポイントを見てください。1ヶ月半続いた上昇は、ドスンと大きな陰線を持って終焉しています。5日移動平均線もきれいな、がっくりチャートになっています。

そして、ここから下降トレンドが発生しました。

上昇トレンド中にホールドし続けた買いポジションは、全てここで利食います。そして、新規に売りエントリーできるポイントでもあります。

エントリーすべき時にエントリーしておけば、たまには、このような強烈な上昇トレンドにも乗れるということですね。

チャートは常に上下しながら動いていく、というのはお話ししましたが、どうして上下して値幅を作りながら進んでいくの?と感じている方もいると思いますが、この上下への揺れは「投資家の心理」を表しています。

利益を得ることを目的として、市場に参加しているわけですから、安値で購入して高値で売りたいという心理状態が働きます。

上昇トレンドであれば、「今からこの上昇トレンドの波にのって利益を上げていこう」と思う人がいる反面、「もうずいぶん上昇したから、そろそろ下がってくるかもしれないので利益を確定して売ってしまおう」と思う人もいるわけです。

すなわち、市場に参加する多くの投資家が、「もっと為替が上昇するだろう」と判断したら、その為替が多く買われ上昇していきますし、「もっと為替が下落するだろう」と判断したら、その為替が下落していきます。

このように、チャートは投資家の不安(下落したら怖い)や期待(今買わなければ損する)のぶつかり合いによって、バランスの崩れた方向に進んでいくわけです。

これら値幅が、投資家の心理状態を表しているバロメーターになると考えると、チャートの見方も変わってくるのではないでしょうか?

値幅が小さい上昇トレンドは、投資家の相場観が一方的になっており、じわじわと上昇していく場合が多いです。

小さな振れで上昇して行くということは、しっかりとした押し目を作っていないため、下値がしっかりしていません。よって、一旦チャートが崩れ、下値サポートとなる節目をブレイクダウンした場合は、急落する場合が多いのです。

まとめ

チャートパターン分析で大きな利益(天井・大底)が狙える厳選10パターン!、如何でしたでしょうか?

投資家として大きな利益を狙える転換点は非常に魅力的です。そんな転換点が狙える天井・大底のチャートパターンを紹介しました。

天井・大底チャートパターンは、発生頻度は少ないですが、じっくりとチャンスを待ち、確実に仕留めたいですね。転換点トレードは人生を豊かにしてくれますよ。

ABOUTこの記事をかいた人

尾崎式史

1969年大阪生まれ。 月に一度のペースで行くバンコクでも相場から目を離さないという相場好きである。 寝ても覚めても相場のことしか考えていないようだが、近いうちに塾生さんといく海外セミナーを目論んでいる。 大阪北新地界隈、バンコク によく出没する。