第15回|賢い投資家は視野が広く、知識が豊富

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数人のデイトレーダーに今年のパフォーマンスを聞いてみると、結果は二極分化しています。相場に柔軟に対応できているトレーダーは、かなりのパフォーマンスを上げているのに対し、新興市場銘柄に固執しているトレーダーはイマイチということです。

第15回

ただ、新興市場銘柄は大きく売り叩かれ、再浮上することはなかったですが、売られっ放しで終わらないのが相場の常。とすると、何かのきっかけで、トレンド転換の可能性は高いですね。もうしばらく軟調な展開が続きそうですが、動き出したら、思い切って仕込んでみるのも面白そうです。

ということで、読者の方から頂いた質問をここでお答えしたいと思います。

まずは、「テクニカル分析とチャートリーディングの違いは?」という質問です。

テクニカル分析はテクニカル指標を見るだけですが、チャートリーディングは、テクニカル指標以外の様々な要因も考慮します。デイトレードにおいては、値動きのレンジを読みます。すべての事象を想定してトレードに挑む!これが、チャートリーディングです。

次は、「初心者が株式投資で勝つためのコツは?」という質問です。

答えは、ズバリ、気合を入れて研究することです。トレードはある意味スポーツに似ています。上手くなりたいのなら、基本をマスターし、実践を積む必要があります。いきなり爆発的な利益を得ようとするのは夢の中だけにして、しっかりと値動きを読む力を付けるべきです。

場合によっては、投資スクールに行くのもよしです。(尾崎塾)

特に地合いが悪くなったら勝てないという人が多いですが、これでは真の投資家ではないですよ。空売りというツールも使いながら、利益を伸ばしていきましょう。

プロの思考は実にシンプルですよ。

ABOUTこの記事をかいた人

独自のチャート分析をもとに相場を張っている現役トレーダー。チャーチストと言われるにもかかわらず、ファンダメンタルズ分析やヒストリカル分析にも詳しい。中でも暴落・暴騰分析は抜群である。メルマガでの的確な天底予測では多くの読者が驚愕する。セミナー講師としても引っ張りダコ。登壇回数は800回を超える。相場の本質を突いた解説はプロからも定評がある。書籍は出せば売れると業界でも注目株。2020年7月に6冊目の新刊が発売されている。